ドメインを取得する
ドメインは一生もの
ドメインの入手方法
ドメイン管理会社が多数存在し、ドメイン名の購入と管理代行を契約できます。「ドメイン取得」等で検索すると見つかります。有名どころでは、お名前.com、ムームードメイン、バリュードメインなどがあります。レンタルサーバーを利用する予定がある場合は、その会社系列のドメイン管理会社を使うほうがよいでしょう。そうしないと、レンタルサーバーでサイトを立ち上げる際にドメイン名の移管手続きが必要になります。先にレンタルサーバー会社を決めて(後述)からドメイン管理会社を決めたほうが良いかもしれません。
お勧めのドメイン名
取得可能なドメイン名は、ドメイン管理会社のホームページで検索できます。語呂合わせで覚えやすい名前にしてみたり、いろいろ工夫して好きなドメイン名を検索してみてください。
長期間使用するドメインは、管理費の安いドメイン名にしておきましょう。.comドメインの年間管理料は約1,400円、.jpドメインなら年間約3,500円ほどかかります。ドメイン契約時にはキャンペーン価格で99円/年というようなケースもありますが、次年度からは正規料金になります。管理料金が安く、使いやすいドメインとしては.comをお勧めします。
ドメイン名はURLやメールアドレスの一部になりますので短く覚えやすいドメイン名が便利です。ドメイン名は世界で唯一ユニークな名前で早い者勝ちで取得されるので、短い名前ほど貴重と言われています。2文字.comのドメイン名は事実上取得不可能です。3文字.comなら運が良ければ取得できるかもしれません。
サーバーを準備する
ドメイン名を取得したらサーバーが必要になります。自分でハードウエアを準備してサーバーを立ち上げる(オンプレミスと言います)ことも可能ですが、IPアドレスを固定するためにプロバイダと追加のオプション契約が必要だったり、手間と費用を考えると一般的にはメリットはあまりありません。レンタルサーバーがお勧めです。
レンタルサーバーには共用サーバー(これを狭義の「レンタルサーバー」と呼ぶ場合もあります)、VPS、クラウドなどがあります。それらの違いは解説記事がたくさんありますので検索してください。個人で運営する場合には次のどちらかになると思います。
- 共用サーバー(狭義のレンタルサーバー)
- VPS (Virtual Private Server)
理系の学生やエンジニアがブログ以外にもいろいろやりたい(かも)という場合にはVPSをお勧めします。VPSでもWordPressを運用することは可能ですし、知識さえあれば独自のサービスを立ち上げることも可能です。デメリットはシステム(多くの場合UbuntuなどのLinux系OS)の管理を自分でしなければならないので、それなりのスキルが必要ということです。
共用サーバー・VPSとも、両方またはどちらか一方のサービスを提供する会社はたくさんあり、契約条件も様々です。最初は最安値のプランで契約すればよいでしょう。数百円/月のプランで十分です。
- 最安プランだとWordPressが使えなかったりします。その場合はひとつ上のプランにしましょう。
- サーバーの管理画面の使い勝手もサービス会社によって違います。ネット上の評価などを参考にしてください。
- 同じサーバー上で契約プランをアップグレードできるかどうかもに注意してください。将来サーバーを強化したくなった時に、アップグレードできないとサーバーのデータをすべてバックアップして引っ越す作業が必要になります。
- 無償お試し期間を有効に使いましょう。10日~1ケ月程度は無償で使える場合が多いです。
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