この演習では Android または iPhone のスマホアプリを使用してBLE通信が接続できていることを確認します。また、モバイルバッテリーなどを使って micro:bit を単独で動作させる環境を準備しておくとワイヤレスで動作していることがわかりやすいです。
サンプルプログラムの準備
Arduino IDE に内蔵されているサンプルプログラムをロードして、micro:bit に書き込んでください。
[ファイル]>[スケッチ例]>[Adafruit microbit library]>[ble_uartdemo]
シリアルモニタを起動して micro:bit の裏側のリセットボタンを押すと、”Microbit ready!” と表示されるので動作していることを確認できます。シリアルモニタの通信速度は 115200bps です。
Bluefruit Connect
Google Play または Appストアから「Bluefruit Connect」というアプリをインストールしてください。
スマホの Bluetooth を有効にして Bluefruit Connect を起動します。Select Device の画面に検出されたBluetoothデバイスが表示されるので、”Show unnamed devices” と ”MUST have UART Service” をチェックして micro:bit を探します。デバイスがひとつしかなければそれが micro:bit です。複数検出された場合は、信号強度が最も大きいものに見当を付けてください。デバイス名が ”Arduino” 等となっている場合もあります。micro:bit だと思われるデバイスのCONNECTボタンを押します。
次の画面でUARTを選択してください。
下のような表示が1秒ごとに更新されていれば Bluetooth で micro:bit と無線通信できています。
Arduino IDE のシリアルモニタを起動しておき(通信速度は115200bps)、スマホのアプリから何か文字(英数字)を入力すると、シリアルモニタに反映されます。micro:bit を電池かモバイルバッテリーで動作させるとパソコンに接続しなくても通信できていることがわかります。
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