住所録を作る

Flaskの基礎 を読んだ人は、FlaskでWEBページを切り替える方法を理解できたと思います。それではもう少し実用的な、住所録アプリを作ってみましょう。

ソースコード

  • app.py
  • index.html
躓きそうなところを説明しておきます。
ここは住所録を表組みにして表示しています。HTMLで表を描く方法が分からなければ、<table>、<th>、<tr>、<td> 等のタグについて調べてください。{ } で囲まれた部分は Jinja2 によってHTMLが加工されます。Pythonプログラムの render_template( 〜, address_book=address_book) の関数を通して住所録データがHTMLに渡され、HTML側では Jinja2 経由で address_book という変数として参照できます。address_book は住所録レコードの配列なので {% for record in address_book %} の for文で1レコードずつ処理を行い、名前と住所をそれぞれ {{ record[0] }}、{{ record[1] }} で参照しています。
この部分は純粋に HTML の構文で、名前、住所の入力欄とボタンを2個実装しています。分からなければ、HTML を勉強してください。

アプリケーションの実行

3つのファイルを以下のように配置してください。Flask以外に追加で必要なモジュールはありませんので、requirements.txt は以前のファイルがそのまま使えます。

以前やったようにプログラムを実行してください。

localhost:5000 にアクセスして、いくつかデータを入力するとこのようになります。

 

コメント