Arduinoに興味はあるけれど持ってない人は、まずシミュレータで試してみると良いです。
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授業でこのツールを使う場合は教員がクラスコードを配布するかもしれません。教員の指示に従ってください。
個人で使う場合は、右上の [今すぐ参加] または左下の [Tikercadを開始] を押して、[パーソナルアカウントを作成] からアカウントを作成してください。[電子メールでサインアップ] を選んだ場合は、国、誕生日を入力した後の画面で、電子メールとパスワードを入力してください。アカウントが作成できたらログインしてください。
回路を作成する
何を作るかのメニューが画面左側にありますので [回路] を選びます。もしかすると下の例のように、画面中央にチュートリアルが表示されるかもしれません。興味があれば [Try Circuits] のボタンを押して試してみてください。
Tinkercad の使い方の基本を理解してもらうために、ここでは [新しい回路を作成] を押してください。
回路の編集画面では右側にコンポーネントが一覧表示され、それを Drag&Drop すれば回路図に追加できます。コンポーネントは、例えば抵抗ならその値、LEDなら色などを指定できます。
回路図に Arduino と LED、抵抗をひとつづつ配置します。抵抗は200Ωくらいで良いでしょう。LEDの端子付近にマウスを移動すると [陰極] または [陽極] と表示されます。(実際のLEDは長い足が+、短い足がーです)LEDの陰極をクリックして、ArduinoのGND端子でクリックすると接続されます。同様にLEDの陽極と抵抗を接続、抵抗の反対側とArduinoの12番ピンを接続してください。
次はこの回路を動作させるため、Arduinoのプログラムを作成します。右上の方に [コード] という名前のボタンがあるので押してください。ブロックエディタが起動しますが、プログラミングの練習なのでテキストエディタでプログラミングしましょう。プルダウンリストから [文字] を選びます。
プログラムは次の通りです。setup() の中でLEDを接続した12番ピンを OUTPUT としてモード設定しています。loop() の中では LED の オン(HIGH) と オフ(LOW) が500ms毎に変化するようにプログラムしています。loop() は永久にコールされ続けますので、LEDは点滅を繰り返します。
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void setup() { pinMode(12, OUTPUT); } void loop() { digitalWrite(12, HIGH); delay(500); digitalWrite(12, LOW); delay(500); } |
左側に見えている回路図のどこかをクリックするとプログラムは隠れますので、次は [▶シミュレーションを開始] を押してください。Tinkercad の上で、Arduino に接続された LED が点滅するはずです。