LINE BOT の作り方【管理画面から】

自動応答してくれる LINE アカウント、いわゆる LINE BOT を作ります。今回は管理画面の設定だけで実現できる簡単なものが対象です。

 

LINE 公式アカウントを作る

LINE BOT を作るには普段使っている LINE アカウントではなく、公式アカウントが必要です。パソコンから次のリンクにアクセスしてください。無料で登録できます。無料で使えるデータ量には制限がありますが、有料アカウントに変更するかどうかは後で検討すれば良いです。

LINEヤフー for Business

「アカウント開設」→「LINE公式アカウントをはじめる」と進みます。LINEアカウントで登録するか、メールアドレスで登録するかの選択画面になります。個人のLINEアカウントを使って問題ありません。個人のLINEアカウントに紐付けたくない場合はメールアドレスで登録してください。

アカウント名など必要な情報を入力しますが、最終的に BOT の画面に表示される情報もあるので、作る BOT のイメージをあらかじめ持っておいたほうが良いでしょう。認証済みアカウントにするかどうかは後で検討しましょう。

どんどん進んでいくと、LINE 公式アカウントの管理画面に到達します。後日この画面に戻るには LINEヤフー for Business からログインして、公式アカウントを選択してください。

 

管理画面で自動応答 BOT を作る

友達が追加されたらあいさつメッセージを送り、質問のキーワードに自動応答する BOT を作ってみましょう。プログラミング無しで、管理画面の操作だけで作れます。

 

チャットを可能に設定する

管理画面の右上に表示されているアカウントのアイコンの近くに、歯車の形の設定アイコンがあります。(ブラウザの横幅が狭いと表示されない場合があります。そのときはウインドウ幅を広げてください。)

初期状態ではチャット機能はオフになっているので、「応答設定」のカテゴリーを選択して「チャット」を有効にしてください。同時に「あいさつメッセージ」も有効になっていることを確認してください。

 

あいさつメッセージを作る

管理画面の「ホーム」に戻って、左側のメニューから「トークルーム管理」→「あいさつメッセージ」を選択します。雛形が準備されていますので、それを元にしてあいさつメッセージを作成します。「変更を保存」ボタンを押すのを忘れないでください。

 

自動応答メッセージを作る

管理画面の「ホーム」のメニューから「自動応答メッセージ」→「応答メッセージ」を選びます。「応答メッセージ」の画面で「作成」ボタンを押すとメッセージを作成できます。

応答タイプを「キーワード応答」にすると、質問文がキーワードに完全一致したときに反応して応答します。内容を作成して「利用開始」ボタンを押すと、メッセージの一覧が表示されます。どのキーワードにも一致しない場合は「一律応答」に設定したメッセージが反応します。

初期状態ではメッセージのサンプルが準備されていますが、不要なら削除するか利用「オフ」にしてください。

 

使ってみる

友達を追加する方法については管理画面「ホーム」のメニュー「友達を増やす」→「友達追加ガイド」を参照してください。URLやQRコードなどで友だち追加できます。

初めて参加したときにあいさつメッセージが表示され、キーワードを送信したら対応するメッセージが返ってくるはずです。

以前は「AI応答メッセージ」という機能があり、キーワードに類似した質問をしたときにも反応してくれたのですが、2023年末に廃止されてしまったのが残念です。